トップメッセージ

代表取締役社長

当連結会計年度(2022年3月期)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の感染者数が増加と減少を繰り返す中で、一進一退の動きが続きました。当社グループの事業領域である小売・サービスにおいて、個人消費は持ち直しに足踏みがみられます。消費動向の背景をみると、実質総雇用者所得は横ばい圏内となっており、消費者マインドはこのところ弱含んでいます。

このような中、当社グループでは各事業分野において、感染症関連分野の拡充や顧客サービスの向上、販促活動や商圏の拡大及び事業再編に積極的に取り組んでまいりました。

その結果、当連結会計年度の業績は、売上高54,924百万円(前期比1.1%減)、営業利益2,760百万円(同0.8%減)、経常利益2,792百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,708百万円(同7.0%減)となりました。

また、個別業績は、売上高33,004百万円(前期比0.7%減)、営業利益1,773百万円(同30.8%減)、経常利益1,862百万円(同23.9%減)、当期純利益1,138百万円(同59.1%増)となりました。

経営環境の変化が激しい中ではありますが、各事業の更なる成長に向け、全社一丸となって努力してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも当社グループへの変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。